最近、アクセス数がのびてるなぁと思ったら
外山啓介さんで検索をかけてきたくれた方が一日10件・・・。
何も書いてないブログで本当にすみません。
私が、外山さんを初めて知ったのは
TVにご出演なさったとき。(たぶん題名のない音楽会)
それまでぼんやり見てたのですが、
彼のショパンが流れてきたとき、心に共鳴するものがあって
あわてて、録画ボタンを押しました。
いつか機会があったら、生の演奏を聴いてみたいと思っていたのですが
出張先の新聞で偶然見つけたリサイタルの文字。
急いで、買いに行ったチケットは残りわずか3枚。
夢がかなって、うれしかったです。
大雪クリスタルホールでのリサイタルは本当に素敵な演奏でした。
鏡のように静かな水面に一粒、一粒、音の雨が降るようでした。
記憶の中の一番懐かしい風景が見えたり、
激しい演奏に、無音世界よりも静寂を感じたり
わたしの中に音の波紋が広がって、波立って
やがてすべてが静間に消えていき、
会場の拍手で、やっと現実に戻り
ためいきだけが、残ります。
外山さんの奏でるピアノは
とても美しいのに、その美しささえ、無理に押し付けてこないんですよね。
聞く人に澄み切った「余白」を与えてくれて、
その余白に自分の中の何かが重なりあったり
あるいは余白は余白のまま、彼の世界観を感じたり・・・。
わたしが外山さんのピアノにこんなに惹かれれしまうのは、
そういう部分だと思います。
キラキラかつサラサラかつ「無」です(笑)
久々に「聞く」ということに集中したら、
体全体が「耳」になって、いつの間にか前のめりになってる自分に苦笑い。
アンコールの演奏を聴いて、11月のラフマニノフがとても楽しみになりました。
ご本人にも、そうお伝えできてうれしかったです。